2019年のGWは10連休。長期休暇でこそ行きたい「世界の秘境」5選
働く多くの社会人の方にとって、毎年のゴールデンウィーク(以下、GW)は、貴重な長期休暇ですよね。
お家でのんびり過ごす方、家族と一緒に実家に帰る方など時間の使い方は人それぞれですが、2019年はいつもと違う体験にチャレンジしてみませんか?
2019年のGWは、新天皇の御即位に伴い、なんとカレンダー上では10連休にもなるのです。社会人になって10連休なんて、日本ではなかなか簡単に取得できるものではありません。
このチャンスにこそ、足を伸ばして世界の美しい秘境に出かけてみてはいかがでしょうか。
交通の便も良いとは言えず、観光地化されていない世界の秘境はたくさんあります。有名観光地に比べると、たどり着くまでに時間も労力もかかります。
しかしだからこそ、世界でそこだけの特別な景色は感動と驚き、そして生涯忘れることのできない思い出を与えてくれます。
そこで今回は10連休なら行ける世界の秘境を、30カ国以上世界・7大陸を旅した筆者がご紹介します。
老梅石槽/台湾
夜市での食べ歩き、九フンエリアの散策、台北でのショッピングなど、アクティビティがたくさんある台湾。
そんな大人気の観光エリア台湾において、まだまだ日本人には知られていない秘境と呼ぶべきスポットがあります。それが「老梅石槽(ラオメイ・グリーン・リーフ)」です。
「老梅石槽」は期間限定でしか見ることができない、自然の作り出す絶景です。鮮やかな緑色の苔が海の中の岩石までを覆い尽くし、見事なグラデーションとなっています。
干潮の時間帯は長年波にさらされて角が取れた不思議な形の岩が緑色に染まる、幻想的な景色が見られます。想像以上の鮮やかな緑色で、一瞬草原と見間違うほどです。
この「老梅石槽」は3月から5月上旬が見ごろ。ちょうどGWにぴったりあう時期ですね。
絶景までのアクセスは台北からメトロに乗り「淡水」へ、そこでバスへと乗り換えます。台北からの日帰りも可能なので、ぜひ訪れてみましょう。
エンチャンテッド・リバー/フィリピン
主にセブ島のリゾートが人気のフィリピンは、大小多数の島でできていますそして今回紹介する、魔法の川と呼ばれる「エンチャンテッド・リバー」は、一番南のミンダナオ島にの東端、スリガオ州に位置しています。
アクセスは決して良くなく、一番近いタンタグ空港からでも約3時間ほどで、ようやくエンチャンテッド・リバーの入口となるのヒナトゥアン村に到着です。
魔法の川と呼ばれるゆえんは、その青さ!スカイブルーよりも深く、コバルトブルーよりも青いその水面は感動の一言です。宝石のような姿の川と木々に囲まれた世界で、ゆったり水遊びや魚のエサやりを見学できますよ。
太陽の光を受けて輝き始めるお昼ごろがおすすめの時間帯ですが、朝から訪れて変化する水面の色を楽しむのも、素敵な一日になりますよ。